ひとつの手技を突き詰める訳

ひとつの手技を突き詰める訳

【開業以来変わらぬ手技】

よく「耳つぼはやらないんですか?貼るだけですよ」「小顔矯正もうかりますよ」「飽きられないようにコース展開をしないんですか」と言われ続けています。
しかし私達は基本的に同じ手技を突き詰めて突き詰めて磨いて磨いて知れぬ奥深さを感じながらもさらにその奥に向かって進んでいます。

10年やっても新しい発見はあります。これはあれこれと手を広げていたらできないことだと思っています。深みに達することができないと思います。

スタッフを雇って仕事をしているとスタッフの中に「もっと新しい技術を知りたい」という欲求が首をもたげてきます。
これはもちろんいいことなのですが、あまりあれこれと目移りしないようにたしなめています。

【拳児】

そんなときに私が見せるものがあります。
漫画です。

30年ほども前のもので、私が中学生の頃の作品です。

作品名:拳児(http://comics.shogakukan.co.jp/book-series?cd=13414
原作・原案:松田隆智
作画:藤原芳秀
出版社:小学館
掲載誌:週刊少年サンデー
レーベル:少年サンデーコミックス
発表期間:1988年 - 1992年

作中の中で昔の中国のお話が出てきます。それが以下のものです。

引用:拳児 第一巻 280-286ページ








【ひとつを突き詰め、極める】

私はこの小さなストーリーがとても好きでずっと心の中に残っていました。
ただのお話しではありますが、真理が込められていると感じていました。

あれこれ手を出して頭でっかちで薄く広い技術を持つよりも、多少どんくさくても一つのことを突き詰めていき、極みに達してそのひとつの技を持って高みに上がりたいと思っています。

私達の技術はこのような思いで成り立っていて、だから流行のものはできないのです。
しかし【筋肉をしっかり緩める】ということにおいて後塵を拝するようなことはありません。
シンプルですが、一番効く施術をいたします。

予約

予約